味覚と精神を極めるサムライのために妥協のない品質と何世紀にもわたる匠の技術と最新の醸造理論の結晶から生み出されたこの奇跡の雫は、サムライの誇りと不屈の闘志そして時代の波を切り拓く革新性を体現しています。
この至高のサムライ酒とその精神的支柱である二人の歴史的偉人に祝杯を!
酒の一滴一滴に、伝統と力、本物のもつ大胆かつ本質的な旨味の深みが込められています。
仙台藩主伊達政宗公を藩祖とする仙臺藩伊達家御用藏として、330年以上の歴史を有する仙台伊澤家勝山酒造株式会社(本社:宮城県仙台市泉区、代表取締役:伊澤勝平、以下、勝山酒造)は、令和6年12月25日、101年前の瑞鳳殿の菩提寺である瑞鳳寺の復興の志を後世へ伝承する記念として、300年前の元禄時代の酒のレシピを紐解き、遠心分離により抽出した「米の旨味成分2倍」という酒質を実現した 亮庵 純米大吟醸 遠心しぼりDOUBLE UMAMI FINISH を発売します。
仙台の瑞鳳殿は、江戸時代初期の武将であり仙台藩初代藩主である伊達政宗公の霊廟として仙台有数の観光名所として知られています。その菩提寺である瑞鳳寺は明治時代の廃仏毀釈により主要大部分の建物を失い、伊達家ゆかりの重要な文化財にも甚大な損害が及んだと言われています。その再建において、伊達家とともに大きく貢献したのが、勝山酒造の第6代当主 伊澤平左衛門亮庵翁(以下、亮庵翁)でした。
大正12年(西暦1923年)亮庵翁は、瑞鳳寺の貫主であった鎌田智勝師から依頼を受け、焼失した瑞鳳寺の仏像の代わりとして、伊達政宗公が岩手県平泉の毛越寺に奉納した鎌倉時代の傑作である釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩の三仏像を移設する費用として、中尊寺に千五百円(現在の4千万円に相当)を寄付しました。さらに、仏像の移設に際して行われた大祭の費用もすべて負担したという文献が残されています。
伊達家の文化と精神性の象徴的な存在であった瑞鳳寺を復活させ、地域の発展のために尽力した亮庵翁からインスピレーションを得て仕上げたのが、亮庵 純米大吟醸 遠心しぼりDOUBLE UMAMI FINISH(以下、亮庵)です。
亮庵は、300年前の元禄時代のお酒のレシピを紐解き、その時代の辛口の味わいを再現したもの。
それを現代の最先端の技術を用いた酒質設計へ応用することにより、当時の酒の持つ複雑でかつ力強く大胆な酒質が現代最高峰の日本酒として完成しました。
お米は、特に出来が良いとされる2012年収穫の山田錦特A地区米を用い、仙台の豊かなテロワールの中で仕込まれました。勝山酒造は仙台市街地から北西20km、標高1,175mの泉ヶ岳の麓にあり、この地の地下水はシリカ成分に富む軟水で、酒造りに理想的な水質を誇ります。さらに、勝山独自の遠心分離しぼりを用いることで、深いコクと清冽なキレの絶妙なバランスを実現しました。この革新的な技術により、濃縮された米の旨味と比類なき喉越しの滑らかさが両立しています。その後、マイナス5度で12年間の氷温熟成を経ることで、深みと味わいを作り上げました。
箪笥は、伊達政宗公の文化保護政策を背景に発展した伝統工芸品で、精緻な彫刻や漆塗り、金具装飾が特徴。耐久性と美しさを兼ね備え、現在も高く評価されています。
唯一の仙䑓藩伊達家御用蔵 勝山酒造八代目蔵元である亮庵翁で親しまれている伊澤平左衛門は戦争と世界恐慌の相次ぐ混乱期において家業を隆盛し、その生涯を仙台宮城の政治・経済・産業・文化の発展に捧げました。敬虔な仏教徒として「富者布施」を体現し、伊達家の神社仏閣の復興に尽力しました。特に私財を投げうって金融界の再編成を果敢に実現し東北最大の銀行を設立し仙台宮城の経済界の安定に貢献するなど、正に”近代仙台の中興の祖”と呼ぶに相応しい大きな足跡の数々を郷土に残しました。
伊達政宗公は優れた戦国武将であり、仙台藩の為政者としても文化の庇護者としても大きな影響を与えたました。特に経済基盤としての新田開発の成功は仙台を日本有数の米どころに発展させました。外交面では彼はスペイン王室およびヴァチカンのローマ法王に慶長遣欧使節団を派遣しました。文化保護政策では多くの伝統芸能や工芸品が今日まで受け継がれており、特に彫刻や彫刻や漆工芸、金工などの技術は名産品の誉れ高い「仙台箪笥」として結実しました。伊達政宗公は日本の東北最大都市・仙台の基盤を築いた仙台藩の開祖としてその生涯を全うしました。
この二人の先見性のあるヴィジョンとその波乱の生涯は、郷土の発展と伝統を築き上げ、仙台に永続的な繁栄をもたらしました。
RYOAN LEGENDは、江戸時代の多彩な酒造りの技法に、名高き武将であり美食家でもあった伊達政宗公の冒険心を融合させ、伝統と革新の調和を体現しています。歴史的な醸造方法を精選し、旨味成分を二倍に高めることで、米に秘められた奇跡的な可能性を引き出しました。これにより、豊潤な風味の多様性と、上質なグルコース結晶を思わせる滑らかな喉越しを実現し、最高級の米による日本酒の真髄を捉えています。
この類稀なる酒は、2012年という特筆すべき年に収穫された山田錦特A米を用い、仙台の豊かなテロワールの中で仕込まれました。仙台市街地から北西20km、標高1,175mの泉ヶ岳の麓に広がる田圃は、800年の歴史を持ち、この地の地下水はシリカ成分に富む軟水で、酒造りに理想的な水質を誇ります。この恵まれた環境が、勝山の酒に独特の個性とテクスチャーを与えています。
さらに、勝山独自の遠心分離法を用いることで、深いコクと清冽なキレの絶妙なバランスを実現しました。この革新的な技術により、濃縮された旨味と比類なき喉越しの滑らかさが両立されています。
12年間の氷温熟成を経て、この酒は時がもたらす成熟の域に達しました。高品質な米と長期熟成が相まって、深みと複雑さが引き出され、日本の酒造りの芸術性の頂点に位置する酒となっています。伊達政宗公の文化的遺産である特性の仙台箪笥に収められ、全世界で50セットの限定品です。RYOAN LEGENDは、最も目の肥えた愛好家にふさわしい贅沢な体験を提供し、伝統的な日本酒の枠を超えた真に唯一無二の凝縮された米の圧倒的な旨味エッセンスをお楽しみいただけます。